こんにちは、ソナです。
フランクリン・プランナーという手帳はご存知ですか?
夢を叶える為、目標を立てて行動するには、このフランクリン・プランナーという手帳を活用すると良いとある人からアドバイスされました。
何でもこの手帳は、ベンジャミン・フランクリンの思想を元に作られたとの事。
そこで今回は、ベンジャミン・フランクリンについて「ベンジャミン・フランクリン13の徳目とは?功績・名言・プロフィール紹介!」と題して紹介したいと思います!
アメリカの100ドル紙幣の肖像画がベンジャミン・
ベンジャミン・フランクリンってどんな人?
アメリカ合衆国の政治家、外交官、思想家、著述家、発明家、物理学者、気象学者。
印刷業で成功を収めた後、政界に進出。
アメリカの独立に多大な貢献をした。
アメリカ合衆国の建国の父の一人として讃えられている。
このように、たくさんの肩書きを持った人物です。
ベンジャミン・フランクリンのプロフィール
- 名前:Benjamin Franklin(ベンジャミン・フランクリン)
- 生年月日:1706年1月17日
- 出生地:イギリス領北米植民地、マサチューセッツ湾直轄植民地ボストン
- 没年月日:1790年4月17日(84歳)
- 死没地:アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア
ベンジャミン・フランクリンの生い立ち
1706年1月、ボストンでベンジャミン・フランクリンは生まれました。
父親ジョサイア・フランクリンは二度の結婚で17人の子供をもうけました。
ベンジャミンは17人兄弟の15番目になります。
貧しい家庭で生まれ育ったベンジャミンは、10歳で学校教育を終え、印刷業の丁稚奉公を始めます。
その中で懸命に働き、勉強をし、商売を伸ばして実業家として成功します。
その後、政界に進出し政治家として活躍します。
ベンジャミン・フランクリンの成功の裏には圧倒的な努力がありました。それは13の徳目に基づいていました。次はこの13の徳目について紹介します!
ベンジャミン・フランクリン13の徳目とは?
「13の徳目」はベンジャミン・フランクリン自身が書いた「フランクリン自伝」の中に記述されています。
「13の徳目」とは、自らが道徳的で模範的な人間となるために必要と考えた13の徳について、その実践を行う工夫を具体的に記述したものです。
世界中の真の成功者たちがビジネスや人生の教科書として学んだ、人生を切り開く成功の手引きとなっています。
ベンジャミン・フランクリンの「13の徳目」
1.節制(temperance)
頭や体が鈍くなるほど食べないこと。はめをはずすほどお酒を飲まないこと。
2.沈黙(silence)
他人あるいは自分に利益にならないことは話さないこと。よけいな無駄話はしないこと。
3.規律(order)
自分の持ち物はすべて置き場所を決めておくこと。仕事は、それぞれ時間を決めて行うこと。
4.決断(resolution)
なすべきことはやろうと決心すること。決心したことは、必ずやり遂げること。
5.節約(frugality)
他人や自分に役立つことのみにお金を使うこと。すなわち、無駄遣いはしないこと。
6.勤勉(industry)
時間を無駄にしないこと。いつも有益なことに時間を使うこと。無益な行動をすべてやめること。
7.誠実(sincerity)
騙して人に害を与えないこと。清く正しく思考すること。口にする言葉も、また同じ。
8.正義(justice)
不正なことを行い、あるいは、自分の義務であることをやらないで、他人に損害を与えないこと。
9.中庸(moderation)
何事も極端でないこと。たとえ相手に不正を受け、激怒するに値すると思ってもがまんしたほうがよいときはがまんすること。
10.清潔(cleanliness)
身体、衣服、住居を不潔にしないこと。
11.冷静(tranquility)
つまらぬこと、ありがちな事故、避けられない事故などに心を取り乱さないこと。
12.純潔(chastity)
性の営みは、健康のためか、子供をつくるためのみにすること。性におぼれ、なまけものになったり、自分や他人の平和な生活を乱したり、信用を失ったりしないこと。
13.謙譲(humility)
イエスとソクラテスを見習うこと。
ベンジャミン・フランクリンはこれら13の徳目全てを習慣として身に付けようと、自分に課しました。
但し、すべて同時に身に付けようとすると注意が散漫してしまうので、一定の期間(1週間)に一つの徳を身に付ける事に集中し、達成したら次に移るといった具合に、無理なく一つ一つ順番に取り組みました。
ベンジャミン・フランクリンは13の徳目を習慣として身に付ける為、手帳に計画表を作り、無駄なく合理的に実践したそうです。
ベンジャミン・フランクリンの功績
ベンジャミン・フランクリンの功績は数多くあります。
私たちの生活にも役に立っている発明品から、政治に関することまで、さまざまです。
数ある功績の中から一部を紹介したいと思います。
- 雷の帯電(雷は電気をまとっていること)を証明
- 雷から建物を守るための「避雷針(ひらいしん)」を発明
- 遠近両用メガネの発明
- 「薪(まき)」を使う住宅用ストーブ(フランクリン・ストーブ)を発明
- ロッキングチェアーの発明
- アメリカ独立宣言の起草委員
- 1963年まで、アメリカのハーフダラー銀貨に肖像が使われる
- 現在のアメリカの100ドル札の肖像になっている
- 後のペンシルバニア大学を創立
このように多数功績を残しています。あのフリーメイソンの会員でもあったとか?!
ベンジャミン・フランクリンの名言
「Time is money.(時は金なり)」
ベンジャミン・フランクリンの名言で特に有名なのは、これだと思います。
実はその他にも、人生や人間関係、経済問題、夫婦関係など、あらゆるジャンルの名言を数多く残しています。
数ある名言の中から一部を紹介します。
1.You may delay, but time will not.
(君は遅れるかもしれないが、時は決して遅れない。)
2.Never leave that till tomorrow which you can do today.
(今日出来ることを明日に持ち越してはいけない。)
3.Words may show a man’s wit but actions his meaning.
(言葉はその人物の英知を表すが、行動は彼の真意を表す。)
4.Without continual growth and progress, such words as improvement, achievement, and success have no meaning.
(継続的な成長と進歩がなければ、改善、達成、成功といった言葉に意味はない。)
5.When you are finished changing, you are finished.
(君が変化を止めた時、人生も終わりを迎えるだろう。)
6.They who can give up essential liberty to obtain a little temporary safety deserve neither liberty nor safety.
(一時の安定のために、かけがえのない自由を諦める者は、自由も安定も得られない。)
7.Tell me and I forget, teach me and I may remember, involve me and I learn.
(告げられたことは忘れる、教わったことは覚える、関わったことは学ぶ。)
8.Many people die at twenty five and aren’t buried until they are seventy five.
(多くの人は25歳で死ぬが、75歳まで埋葬されない。)
9.Keep your eyes wide open before marriage, half shut afterwards.
(結婚前はよく目を見開き、結婚後は半分目をつぶる事。)
10.Early to bed and early to rise makes a man healthy, wealthy, and wise.
(早寝早起きは、健康、富裕、賢明のもとである。)
11.An investment in knowledge always pays the best interest.
(知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす。)
12.When the well is dry, we know the worth of water.
(井戸が枯れて初めて水の価値を知る。)
13.He that is good for making excuses is seldom good for anything else.
(言い訳の上手い男は、他に得意なものがないことが多い。)
14.You can do anything you set your mind to.
(自分で決意すれば何でも出来る)
15.Genius without education is like silver in the mine.
(教育を受けていない天才は、鉱山に埋もれた銀のようなもの。)
16.Watch the little things; a small leak will sink a great ship.
(小さなことでも見落とすな。ほんの少しの水漏れから、大きな船は沈んでしまう。)
17.Having been poor is no shame, but being ashamed of it, is.
(貧乏であることは恥ずかしいことではない。貧乏を恥ずかしいと思っていることが恥ずかしいことである。)
18.A slip of the foot you may soon recover, but a slip of the tongue you may never get over.
(足を滑らせてもすぐに回復できるが、口を滑らせた場合は決して乗り越えることはできない。)
19.The heart of a fool is in his mouth, but the mouth of a wise man is in his heart.
(愚者の心は口にあるが、賢者の口は心にある。)
20.If you would be loved, love and be lovable.
(愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。)
なんだか、どの名言も耳が痛かったり、胸にグサっと刺さりますね!
ベンジャミン・フランクリンのまとめ
今回は、「ベンジャミン・フランクリン13の徳目とは?功績・名言・プロフィール紹介!」と題してベンジャミン・フランクリンについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
彼の思想を元に作られたフランクリン・プランナーを活用し、目標を達成する為に計画を立てて一つ一つ実行していこうと思います!
以上、ソナがお届けしました!
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