こんにちは、ペルです。
最近視聴した韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』。
リアルに描かれた光州事件の惨状に言葉を失った一方で、ドイツ人記者役を演じたトーマス・クレッチマンの演技に魅了されました!
特に、目の前の悲しい現実に涙しながらカメラを回し続ける姿に感動!
この機会に、トーマス・クレッチマンについて深く知りたくなりました!
という事で「トーマス・クレッチマンってどんな俳優?プロフィールや経歴・代表作・現在を紹介!」と題して、ドイツの俳優トーマス・クレッチマンについてご紹介します!
いったいどんな人物なんでしょうか?
トーマス・クレッチマンってどんな俳優?プロフィールや経歴を紹介
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まずはプロフィールと経歴について紹介します!
まずはプロフィールから!
- 名前:トーマス・クレッチマン(Thomas Kretschmann)
- 生年月日:1962年9月8日
- 年齢:62歳(2024年12月現在)
- 血液型:不明
- 身長:183cm
- 出身:ドイツ(東ドイツ)・デッサウ
- 職業:俳優
- デビュー:不明
- 学歴:不明
続いて経歴の紹介!
実はトーマス・クレッチマンは俳優になる前、水泳選手として活躍していたそうです!
その実力は1980年のモスクワ五輪の代表候補に選ばれるほど!
しかし19歳の時、国境を歩いて越え、西ドイツに亡命します。
その後、演劇に興味を持つようになり、アルバイトで学費を稼ぎながら3年間演劇学校に通学。
劇団シーレテアターに加入し、舞台経験を重ねていきます。
そして1991年、テレビ映画『Der Mitwisser』で主役の座を獲得。
同作での演技が評価され、「マックス・オフュルス新人男優賞」を受賞しました!
1993年、米独共作の戦争映画『スターリングラード』で主役に抜擢され、ハンス・フォン・ヴィッツラント少尉を演じました。
同作は”隠れた名作”と言われているそうです!
次第に映画への出演が増え、2000年には『U-571』、2002年には『ブレイド2』と、ハリウッド映画に出演します。
2002年、カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した映画『戦場のピアニスト』に出演。
ヴィルム・ホーゼンフェルト大尉役を好演し、国際的な注目を集めました!
2004年には、『ヒトラー~最期の12日間~』や『キング・コング』、『バイオハザードⅡアポカリプス』などの話題作に立て続けに出演。
2015年には映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に悪役として出演し、2017年には韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』で実在のドイツ人記者役を好演しました。
2020年、ナチス映画『アーニャは、きっと来る』に出演。
ハリウッド映画から韓国映画まで幅広く出演し、ドイツの名優と称えられている俳優さんです!
トーマス・クレッチマンの代表作
続いてトーマス・クレッチマンの代表作について紹介します!
これまで数々の作品に出演してきたトーマス・クレッチマン。
代表作3作品をピックアップして紹介します!
『戦場のピアニスト』(2002年)
ナチスドイツ侵攻下のポーランドで生きた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝を映画化した作品です。
主人公のユダヤ人ピアニストを助けるドイツ将校ヴィルム・ホーゼンフェルト大尉役に扮したトーマス・クレッチマンが国際的に脚光を浴びた作品でもあります!
同作は第55回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝き、第75回米アカデミー賞でもロマン・ポランスキーが監督賞、エイドリアン・ブロディが主演男優賞を獲得するなど計3部門で受賞を果たしました!
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)
マーベルコミックのヒーローたちが集結する『アベンジャーズ』シリーズ第2作。
トーマス・クレッチマンは同作で、科学者で悪の組織ヒドラのリーダーでもある諜報員バロン・ストラッカー役を演じました。
トレードマークの片眼鏡が不気味な雰囲気を醸し出していて恐ろしい…。
ロバート・ダウニーJr.ら豪華キャストが集結する中、悪役の一人として存在感を発揮しています!
『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年)
1980年5月に韓国で起こり多数の死傷者を出した「光州事件」を世界に伝えたドイツ人記者と、彼を光州まで送り届けたタクシー運転手の実話をベースに描いた作品です。
韓国では観客動員数1200万人を突破し、2017年No.1大ヒットを記録!
ドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーター(ピーター)役に扮したトーマス・クレッチマンの緊張感漂うシリアスな演技には終始引き込まれました!
また、徐々に育まれていくソン・ガンホ演じる主人公マンソプとピーターの友情も必見の作品です!
今回紹介した作品以外にもトーマス・クレッチマンは多数出演しているので、ぜひチェックしてみてください!
トーマス・クレッチマンの現在は?
続いてトーマス・クレッチマンの現在について紹介します!
現在も俳優業を継続しているトーマス・クレッチマン。
直近では、イギリスの児童文学作家マイケル・モーパーゴの同名小説を映画化した映画『アーニャは、きっと来る』(2020年公開)に出演しました。
同作は、第二次世界大戦中のナチス占領下のフランスを舞台に、13歳の少年と村人たちによる危険なユダヤ人救出作戦を描いた、実話をもとにした作品。
トーマス・クレッチマンは主人公の少年ジョーと心を通わせていくナチス伍長のホフマン役を演じました。
同作は”一味違う”ナチス映画だと評判です!
また、トーマス・クレッチマンは今後、大人気シリーズ『インディ・ジョーンズ』第5弾に出演予定!
同作では主人公インディ・ジョーンズをハリソン・フォードが続投するほか、デンマークの名優マッツ・ミケルセンやスペイン映画界のトップスターアントニオ・バンデラスら豪華キャストの出演が決定しています!
現段階でトーマス・クレッチマンが演じる役柄は判明していませんが、とても楽しみです!
映画は2022年7月29日に米国で公開予定です!楽しみ♪
トーマス・クレッチマンのまとめ
今回は、「トーマス・クレッチマンってどんな俳優?プロフィールや経歴・代表作・現在を紹介!」と題して、ドイツの俳優トーマス・クレッチマンについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
俳優になる前はまさかオリンピック候補になるほどの水泳選手だったとは!
異色の転身に驚きました!
また、歩いて国境を越え亡命したという壮絶な過去は衝撃的でした…。
そんな過去を経てドイツを代表する俳優になったことがすごい!
人生何が起こるか分かりませんね!
戦争を題材にした作品に多く出演している印象で、軍服がよく似合う!
トーマス・クレッチマンが出演している作品をもっと視聴してみたくなりました!
来年公開予定の『インディ・ジョーンズ5』が楽しみです!
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